第45回全日本空手道選手権大会の組手の感想と振り返り

第45回全日本空手道選手権大会の組手の感想と振り返り

12月9日10日に第45回全日本空手道選手権大会が開催されました。

組手試合を振り返り、ポイントを取った技を分析します。

第45回全日本空手道選手権大会が12月10日に開催。場所は?テレビの放送時間は?注目選手は?

男子組手

試合結果

大会結果

優勝 渡邊 大輔(東京都)
準優勝 荒賀 龍太郎(前年度優勝)
第3位 香川 幸允(東京都)
第3位 石塚 将也(岩手県)

関連記事:渡邊大輔ってどんな空手選手?組手の特徴は?出身地は?


決勝 渡邊 大輔 vs 荒賀 龍太郎 2(先取)−2

攻撃重視の渡邊大輔とカウンターを狙う荒賀という試合運び。

渡邉1ポイント目

荒賀が得意とする刻み突きを、渡邊大輔が下がりながら前拳で落とし受けた前拳で上段突きを決めた決めた。

これは相手の攻撃を出させてから、技を決める「後の先」によるカウンターだ。

動画では4:40〜

荒賀1ポイント目

渡邊大輔の一瞬のスキをついて上段逆突きを決めた。

荒賀から攻撃を仕掛けた様に見えるが、正確に言えば荒賀のカウンターだ。
これは「先の先」と呼ばれるカウンターの高等テクニックだ。
相手の技の起こりをとらえて、先に攻撃を当てる。

荒賀が逆突きを出す前に、相手の間合いに入ったりして揺さぶっているのがわかる。
これによって渡邉が荒賀に誘われて「先の先」で逆突きを決められた。

動画では5:50〜

 

関連記事:空手の組手で勝つために 身につけるべきカウンターの種類と練習方法

渡邉2ポイント目

荒賀の両足に体重が乗った一瞬のスキをついて渡邊大輔が刻み突きを決めた。

渡邊大輔の突きを荒賀はなぜ避けられなかったのか?
渡邊大輔刻み突きをよく見ると、少しも動いていないことがわかる。

空手は自分の技を早く見せかけるために予備動作を極力無くす。
突く時に予備動作が少しでもあれば、相手に技を見切られてしまう。
渡邊大輔刻み突きはまったく動いていないので、荒賀は避けることができなかったと分析する。

動画では7:50〜

 

関連記事:空手で刻み突きの間合いをさらに10センチ伸ばす刻み突きの具体的な突き方

荒賀2ポイント目

荒賀がワンツーを上段に決めた。

一般的に空手のワンツーは2度踏み込みを行うが、荒賀のワンツーは踏み込みは一度だ。
一本目の踏み込みの突進力が大きいので、二本目は踏み込むことなく腰の回転だけで突くことが出来る。
踏み込む回数が1度だけなので、相手にワンツーが同時に飛んでくるように見える。

動画では8:25〜

 

2−2になって荒賀が攻め続けるが、受けに回った渡邊大輔に技を全て見切られてしまう。
そのまま時間切れとなり、「先取」を取っている渡邊大輔が初優勝を掴んだ。

女子組手

大会結果

優勝 植草 歩(前年度優勝)
準優勝 宮原 美穂(学生連盟)
第3位 齊藤 綾夏(山口県)
第3位 染谷 香予(埼玉県)

[/box

→植草歩はかわいい女子空手家。性格もかわいいし、空手の実力は世界一


準決勝 植草歩 vs 斎藤綾夏

斎藤1ポイント目

動きに硬さが見られる二人。試合前半はお互い攻めることなく時間だけが過ぎていた。

残り時間20秒となったとき、斎藤が足払いで牽制をかけてから、刻み突きを決めた。

 

動画では3:51〜

植草1ポイント目

残り時間がなくなり追い込まれた植草歩が攻めている中、攻防の流れから上段逆突きを出す。

植草歩側からVRの申し出がでて、上段突きが相手に入っていたことがわかり植草がポイントを取った。

斎藤の刻み突きに対して植草が前拳でしっかりと捌いて「対の先」のカウンターで上段逆突きを決めた。

この時点で残り時間7秒。

 

動画では4:12〜

斎藤2ポイント目

ワンツーで斎藤が上段逆突きを決めた。

植草歩も同じタイミングでワンツーを出していてVRを要求するも、認められず2−1となる。

 

動画では5:40〜

植草2ポイント目

残り時間1秒で植草歩は2−1と負けている。

相手が「先取」を取っているので、植草には蹴り技を決める必要がある。

 

斎藤が右足を上げて受けに回った瞬間に、植草歩の上段回し蹴りが極まった。

これで3ポイントが加わり、植草が勝利した。

 

動画では7:55〜

 

 

斎藤が勝ちを意識して体重を後ろにかけた瞬間を狙ったため、斎藤は受けることができなかった。

最後まで試合を諦めなかった植草歩の執念の勝利だ。

決勝 植草歩 vs 宮原 美穂 2−1

植草歩が宮原よりも10センチ以上も身長が高い。

身長差があるので植草歩が得意とする中段突きはなかった。

植草歩は準決勝で残り時間0秒で上段蹴りを決めて逆転勝ちを納めて乗っている。
一方、宮原も準決勝で大量ポイントを取り、調子が良い。

そんな二人の決勝戦はポイントの取り合いと思われた。

結果は空手界のきゃりーぱみゅぱみゅこと植草歩が連覇した。

空手界の美女は誰だ?かわいい空手女子選手まとめ

宮原1ポイント目

植草がワンツーで攻めてきたところを、一本目の刻み突きと二本目の逆突きの間を逆突きを出し「後の先」のカウンターで1ポイント目を取った。

ワンツーに対するは基本的なカウンターだが、相手の突進に距離を潰されることなく逆突きを決めることができていた。

植草1ポイント目

宮原が1ポイント目を取った時の植草自ら植草歩自身でVR(Video Review)を申し立た。
その結果、植草のワンツーの二本目が相手の上段に届いていたことがわかった。

これで植草歩にも1ポイントとなり、相打ちとなった。

動画では4:01〜

植草2ポイント目

1ポイント目と同じく植草歩がワンツーで入り込んだ。

ワンツーの一本目で植草歩は相手の前拳をしっかりと抑え込んでいるので、宮原の反応が一瞬遅れて植草の上段突きが入った。

動画では5:09〜

 

この時点で残り時間が8秒。

相手が逆転を狙って大技を出すが、植草歩は相手の技を落ち着いて捌き勝利を納めた。

 







第45回全日本空手道選手権大会の組手の感想と振り返り

シェアをお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.