空手の突きのスピードを早くするための方法を空手歴20年の僕が解説

空手の突きのスピードを早くするための方法を空手歴20年の僕が解説

こんにちは。

この前、生徒からこんな質問を受けました。

「空手の突きのスピードはどうすれば早くなりますか?」

突きのスピードを早くすれば、相手に早く攻撃を当てることができますよね。突きのスピードを早くしたいという気持ちもわかります。

突きのスピードが遅い人には共通点があるんです!ほんの少しのことに注意するだけで、驚くほど突きのスピードがアップします!

そこで今回は、空手歴20年以上の僕が突きのスピードを上げる方法を解説しちゃいます!

空手の突きのやり方

ボクシングにはストレート、フック、アッパーなどたくさんの種類の突きがありますが、空手で使われる突きは基本的には直線運動の突きだけなんです。

結論から言えば、たった一種類の突きだけをマスターすることができれば、空手上級者になることができます!

その場基本での正しい突きのやり方

空手では「その場基本」と言って、たった状態から突きを行う練習があります。この練習はどんな道場でも必ずと行っていいほど行っています。

「立って突く」たったこれだけの動作ですが、空手の上級者と初心者では大きな差があります。

それでは、その場突きの正しいやり方を説明します。

まず、左腕を自分の中段の真正面に来るように真っすぐ伸ばしてください。手は握らず開いた状態です。腕を伸ばしきると、肩が上がってしまうので注意してください。肘は外に張らずに下方向に向くようにしてください。

右手は拳を上にして帯の位置で自然に握ります。決して力を入れずにただ握るだけです。脇を閉じて、右肩の力を抜きます。

突くときは、前に伸ばした左手を目標にして突きます。左手を引くときは、左肘を自分のお腹に当てるようにしましょう。左手は全力で引きますが、右手は力を入れずにただまっすぐ伸ばすことを意識してください。左手の引くスピードが突き全体のスピードの影響します。

突きの極めの一瞬で右手を握り込んでください。この一瞬しか右手には力を入れません。

この方法で左右交互に繰り返してください。

移動基本での正しい突きのやり方

移動基本も空手の基本的な練習方法です。移動基本の目的は、空手の正しい体の使い方と力の使い方です。

移動基本の突きには、追突き、逆突きなどがありますが、最も基本となる追い突きを説明します。

追い突きは前足と突き手が同じになります。左足を前に出した前屈では、左手で突くことになります。

移動基本で突きをする場合のポイントは体を左右に分けて使うこと。体の中心を軸にして、回転するようにして突くのではありません。左半身と右半身をスライドさせるようにして突いてください。

空手の突きのスピードを上げる練習方法

空手の突きのスピードがなければ、試合でも相手に突きを避けられてしまいます。

せっかくタイミングよく相手の間合いに入ることができても、スピードが遅くポイントを取り損ねうこともあります。

私も以前はそうでした。せっかくのチャンスを活かすこともできずに悔しい思いをしたこともあります。

そこで、突きのスピードを上げる方法を研究してスポードを上げました。それからはポンポンと突きがあたり、ポイントを取ることができました。

早速紹介するので、ぜひ読んで練習してみてくださいね。

脱力!脱力!脱力!

なんと言っても突きのスピードは脱力です。力が入った状態では力強い突きが出せるかもしれませんが、スピードが殺されます。どんなに力強い突きでも、相手に当たらないと意味ないですよね。

脱力をするために、私は組手で基本的に拳は握りません。開手(カイシュ)で構得ています。

その場基本や移動基本でも構えているときは、生卵を持つような感覚で軽く握り込んでいるだけです。そう!ちくわ状態。

しかし、このちくわ状態だと腕の力を抜くことができ、スムーズに突きを出すことができます。

実は人間というのは、力を入れることはできても力を抜くことが苦手なんです!

小さな頃から「もっと強く!」「もっと早く!」と指導されると、どうしても力を入れてしまいます。そういった体の使い方になれてしまっています。

しかし、「力を抜け!」と指導されたことは少ないはずではないでしょうか。

やってみるとわかると思いますが、力を抜くことは難しいのです。どこをどうやったらいいのかわからないと思います。

突きのスピードアップには脱力が必要なので、まずは力を抜くことを覚えましょう!

突きを早く見せるために予備動作を作らない

突きのスピードがどんなに早くても、相手に悟られてはいけません。

世界一の突きのスピードの持ち主でも、予備動作があればなんとか対処できそうですよね。

突きのスピードが早いということは、突きを避けられないということです。突きを避けられないのは、予備動作がないからです。

突きを出すときに、肩がピクッ!とか、拳が下がったりとかすれば、「あ、いまから突きがやってくるな」と悟られますよね。

どんなに練習しても突きのスピードを二倍にすることは難しいです。せいぜい0.1秒縮めるくらいでしょう。しかし、突きの予備動作をなくすことができれば、0.1秒以上の効果があります。

予備動作とは、

  • 肩が上がる/下がる
  • 拳が動く
  • 腰が動く
  • 頭が上がる/下がる
  • 顔が変形する
  • ステップが変わる

などなど、人によって様々。ちなみに私の場合は引き手が先に動くという状態でした。

予備動作をなくすためには、鏡の前で突きを練習してください。鏡に写った自分を相手にして、動きが分からないような突きを練習しましょう。

予備動作がなくなれば、突きのスピードが変わらなくても相手に攻撃を当てることができるようになります

引き手を強く!

突きのスピードを上げるために、突きてばかりを意識していませんか?

違うんです!

突きのスピードには引き手のほうが大切なんです!引き手を強く真っ直ぐ引くことができれば、自然と突きのスピードが早くなります。

人間の体の構造上、前に伸ばす力よりも引く力のほうが強いのです。だから、引き手のほうが絶対に力が入ります。

突きのスピードを上げるためには引き手を強く引きましょう!

突きのスピードが遅い人の共通点

突きの遅い人には共通点があります。あなたも知らないうちにこの共通点が身についてしまっているかもしれません。

全身に力が入りすぎている

全身に力が入っていると、力みが起こりスピードがない突きになってしまいます。

とくに初心者の場合は、強く突く意識が強すぎてガチガチになってしまいます。

空手は力を使う武道ではなく、体を有効に使う武道です。

力が入っている状態ではいいことは何もなく、弊害しかありません。

引き手を意識していない

空手初心者は引き手を疎かにしてしまいがちです。先程も説明しましたが、人間は前に出す力よりも、引く力のほうが強いです。

引き手は突き手野スピードに直結するので、引き手が弱く遅い場合は、突きのスピードも遅くなってしまいます。

しっかりと引き手を意識してください。

呼吸が苦手

人間は息をしないと死んでしまいます。

じゃあ息をしていない人って死んでるの?

いえいえそうではありません。

空手には呼吸法というものがあって、決めの瞬間には口から息を吐いて丹田に力を入れます。たったこれだけのことを意識すれば体から力みが消えます。

ぎゃくに呼吸がうまくできなていない人は、体に無駄な力が入ったり、姿勢が悪くなってしまいます。

まとめ

いかがだったでしょうか?突きのスピードを上達させるための方法をご紹介してきました。

大切なことは引き手を強く引くことと、脱力です。

空手を練習しているとどうしても力が入ってしまいますが、これは逆効果なのです。

しっかりとリラックスした脱力状態から予備動作のない突きを練習することで突きのスピードをアップさせることができます。







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