空手の残心ってなぜ必要?残心の目的と効果と練習方法

空手の残心の目的と効果と練習方法

空手で残心をとっていますか?

残心は何のためにあるのでしょうか?

実は残心を意識すれば、突きや蹴りのスピードやキレが上がるんです。

残心の効果はその他にも、
相手のカウンターをさばいたり、
連続技に繋がりやすくなるんです。

この記事では、空手の残心の必要性と残心のとり方をご紹介します。

いままで残心をとっていなかった人も
この記事を読んで残心を練習すれば、
空手のレベルアップをすることができます。

早速、見てみましょう!

空手の残心とは?

空手に限らず、日本武道には「残心」があります。

残心とは攻撃後、相手の反撃に備えて備えた構えのこと

 

攻撃があたっても相手が反撃をしてくる場合があります。

そのような相手の反撃に備えて、
受けでも攻撃でもすぐに対応できるように
構えておくことで、相手を牽制することができます。

 

残心をとった空手はとてもかっこいいです。

アンディ・フグやフランシスコ・フィリオなどの
極真会館の空手家が相手を倒した直後に行う
下段払いは最高にカッコいい!

フランシスコ・フィリオの下段払いの残心は
私の空手をするキッカケのひとつなんです。

残心の必要性と効果

空手の残心が必要な理由とその効果についてご説明します。

相手のカウンターに対して備えることができる

空手は一撃必殺と言って
技が決まると相手は立ち上がることが不可能という前提で稽古をします。

そうとはいえ、相手を一撃で倒すというのは至難の業

一撃で倒せなかった場合は
当然ながら相手からの反撃がやってきます。

攻撃後はスキが大きくなるので
相手からのカウンターを受けやすい状態になっています。

残心をしっかり取ることで攻撃後のスキをなくし、
相手の反撃に備えることができます。

次の攻撃を出しやすくなる

残心を取ると、次の攻撃を出しやすくすることができます。

残心は攻撃の後に行う動作です。

残心を取ることで、構えを初期状態のニュートラル状態に戻すことができ
次の攻撃を瞬時に出すことができるようになります。

試合ではポイントが取りやすくなる

空手の組手試合では残心を取ることで試合運びを有利にすることができます。

残心を取ると、出した技をしっかりと引いているように見えるので、
審判がポイント判定をやりやすくなります。

組手試合に出場した選手ならわかると思いますが、
自分では入った!と思った突きがポイントにならないことってたくさんあります。

自分ではポイントになると思っているけど、
ポイントにならないのは、
残心がないことがその大きな理由です。

しっかりと引き手をとって残心を残せば、
技が大きく見えて審判も技を確認しやすくないり、
ポイントになりやすくなるのです。

空手の組手試合の残心のとり方

空手の組手の試合では残心を取るとポイントに繋がりやすくなることがわかったと思います。

初心者でもできる残心のとり方をご紹介します。

練習して身につけると無意識に残心を取ることができるようになるので、
しっかりと練習してください。

刻み突きの残心のとり方

刻み突きをついた後、突いた腕は自分の腰までしっかりと引いてください。

つかない方の腕は手刀にしてしっかりと相手を押してください。

踏み込んだ足と後ろ脚をスッと入れ替えて、
体を反転すると残心を取ることができます。

 

荒賀龍太郎選手の刻み突きを見てみましょう。

なんとなく刻み突きを出しているように見えますが、
突いた後、右手でしっかりと空いてを教えていることがわかります。

それだけでなく、刻み突き後には体をスッと入れ替えていますね。

このように残心を取ることで、
相手はカウンターや反撃をすることが難しくなります。

関連記事:空手の刻み突きでポイントを取るための具体的な突き方と練習方法

逆突きの残心のとり方

永木伸児という空手の選手はご存知ですか?

永木伸児は基本に忠実でとてもきれいな空手をする選手です。

逆突きの残心のとり方がとても美しく参考になります。

まずはこちらの動画を見てください。

逆付きは突いた反動で拳を腰まで一気に引き、
それと同時に、前手で相手を押して距離を保ちます。

こちらの動画では永木選手が、
逆突き後に前手でしっかりと相手を押して
距離をとっていることがわかると思います。

永木伸児選手は、教科書に書いたような
理想的な組手を行う選手です。

特に逆突きを得意としているので、参考になる部分もかなりあります。

組手で迷ったら永木選手の組手を参考にするのが良いです。

蹴りの残心のとり方

伝統空手の蹴りは振り切らないことが特徴です。

蹴りは片足で立つことになるので、体が安定せずに不安定になります。

余談ですが、わざわざ戦いの最中に不安定な片足になることは宮本武蔵も否定しています。

蹴り技はバランスを崩しやすいだけでなく、
相手に足を取られるリスクがあります。

振り切るような蹴りでは、
間合いを切って捌くだけで
簡単に相手を転がすことができます。

相手に足を取られないようするためと
自分のバランスを保つためにも、
引き足が重要です。

こちらの動画を見てください。

蹴った後に、しっかりと引き足を撮っていることがわかります。

上げた足をすばやく引くことで、
次の動作に移りやすくなります。

まとめ

空手において残心の必要性と具体的なとり方について紹介しました。

まとめると、空手で残心は

  • 相手の反撃に備える
  • 次の攻撃をしやすくする
  • ポイントを取ってもらいやすくなる

という目的で行います。

残心を取る練習という空手の練習ではあまりしません。

それは残心が取ることが当たり前という前提だから。

残心を取る癖を身に付けてしまえば、
意識することなく自然にできるようになります。

これを機会に残心をしっかり身につけましょう







空手の残心の目的と効果と練習方法

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