これぞ武道!空手の組手で動きが消える裏ワンツーとは?

これぞ武道!動きが消える裏ワンツーとは?

ワンツーは遠い間合いから、刻み突きと逆突きを連続で出す技です。ツーステップの踏み込みがあるので、相手の間合いの外から技を出すことができます。上段突き中段突き、上段突き上段突きと上下に打ち分けることもできます。

空手の組手のワンツーのコツとは?上達する方法は?練習方法は?

空手の組手の基本的な技なので、試合中でもワンツーを見かけるシーンは多いです。

一方でスピードのないワンツーはカウンターを取られやすいという弱点もあります。一本目と二本目の技の間は無防備になりがち。

空手の組手で勝つために 身につけるべきカウンターの種類と練習方法

スピードを早くすれば、技の突進力が生まれカウンターを潰すことができますが、スピードアップは下半身の強化が必須です。

そのため、ワンツーはスタミナの消耗が激しい技として認識され、大人になるにつれてワンツーを封印していまう選手もいます。

そこで、オススメしたい技が裏ワンツーです。裏ワンツーは、相手に動きを悟られずに間合いを詰め、攻撃できます。スタミナの消耗も小さいので、体力に自信のない方でも使うことができます。

この記事では、裏ワンツーの仕組みやワンツーとの違い、ポイントなどをご紹介します。

裏ワンツーとは?

裏ワンツーという技の名前を初めて聞く人もいるでしょう?

それもそのはず。この名前はオレ流空手の運営者の私が開発し命名した技です。私の道場ではいつも裏ワンツーを練習しています。

裏ワンツーは通常のワンツーを表として、その裏にあるの技です。

 

左手を前に出して構えるオーソドックス構えで説明します。

裏ワンツーは左手→右手の順番で突きます。これは、通常のワンツーと同じです。裏ワンツーと通常のワンツーで違うのは足運びです。

通常のワンツーは左足(前足)を2回出して踏み込むことに対して、裏ワンツーは右足(後足)、左足(前足)と足を動かします。

表と裏で違うところ
  • 表ワンツー:
    • 手の動き:左手→右手
    • 運足:左足→左足
  • 裏ワンツー:
    • 手の動き:左手→右手
    • 運足:右足→左足

また、通常のワンツーは刻み突き→逆突きと二本の技を出します。しかし裏ワンツーは技が変わります。

裏ワンツーの一本目は右足が前に出た状態で、左手で突きます。二本目は左足を前に出した状態で、右手で突きます。裏ワンツーは足運びが変わる影響で、逆突き→逆突きになります。

これは逆突き逆突きのいわゆる「逆逆」ではないか!と思うかもしれませんが、逆逆は足を一歩しか前に出しませんが、裏ワンツーは右足と左足の2歩前に出すという違いがあります。

裏ワンツーの効果

裏ワンツーの効果を表ワンツーと比較する形で説明します。

効果1:技の出始めがわからない

裏ワンツーの最大の効果は技の出始めがわからないことです。

対峙した相手は、いつの間に相手に間合いに入られている錯覚に陥り技を無防備で受けてしまいます。

効果2:間合いが2倍になる

裏ワンツーの間合いは通常のワンツーの間合いの2倍になります。

これは通常のワンツーは同じ足で2回踏み込みことに対して、裏ワンツーは違う足で2回踏み込むことがが理由。

遠い距離からでも技を出すことができるようになります。

効果3:スタミナの消耗が少ない

裏ワンツーはスタミナの消耗が通常のワンツーよりもかなり少ないです。

練習でも通常のワンツーの練習はかなり疲れますよね?5本連続でワンツーをすれば、かなり息も上がってきます。しかし、裏ワンツーは5本連続でも、10本連続でもさほどスタミナ切れは起こりません。

スタミナに不安のある大人や中高年の方でも何度もワンツーを出すことができます。

裏ワンツーのポイント

裏ワンツーの最大のポイントは、最初の攻撃の気配を消すことです。気配を消すことができれば、相手はワンの攻撃を受けることができません。

具体的な方法を左手を前に出したオーソドックス構えでご紹介します。

膝を抜いて一歩目を踏み込む

踏み込みは後ろ足(右足)です。自分の前足(左足)よりも前に踏み込んでください。

踏み込むときには、膝を抜く技術を使います。膝を抜くとは、地面を蹴った反作用を使うのではなく、膝カックンのようにして、前方へ倒れ込むようにすることです。膝を地面につけるというイメージを持ちましょう。

膝がカクっと下がり始めているときに後ろ足を前に出してください。このように踏み込むことで、頭の高さを変えずに相手に突っ込むことができます。

後ろ足の動かし方は、鉄騎初段、ナイハンチの一歩目の運足を使います。半身に構えた状態で、後ろ足だけを前に出します。腰をギリギリまで切らず足だけを前に出しましょう。腰を切ると相手に技を見切られてしまいます。

一本目を突く前に拳を絶対に拳を動かさない

相手の攻撃が来ることを気がつくのは、攻撃を出す瞬間に予備動作があるからです。突く瞬間に拳が下がる、肩が動くなどの小さな動きがあれば、その瞬間に先の先のカウンターを取られてしまいます。

予備動作を消すことができれば、突きのスピードが普通でも相手に攻撃を当てることができます。

裏ワンツーでも同じで一本目の突きの予備動作を消してください。突く瞬間に手を引いたり、下げたりしてはいけません。突きは、構えた状態の位置を固定したまま突いてください。

実は裏ワンツーの一本目はかなり特殊な突きと言えます。

刻み突きや逆突きと違って、突きを加速させるための距離がかなり短いです。短い距離でも速さと極めが出るようにしっかりと練習してください。

裏ワンツーをおすすめする人

裏ワンツーはこんな人にオススメしたいです。

裏ワンツーを勧めたい人
  • ワンツーが苦手な人
  • スタミナに自信がない人
  • 武道的な動きをマスターしたい人

裏ワンツーはスタミナの消耗がないので、組手や練習でスタミナ切れの心配がありません。

特に社会人や中高年の方には、おすすめです。裏ワンツーはスピード勝負ではなく、動きで勝負です。

しっかりと膝を抜いてモーションを消して突くことができれば、相手は攻撃を受けることができません。スピードがないのに攻撃があたってしまうという不思議な現象が発生します。

これぞまさに武道的な動きと言えます。

ワンツーを苦手にしている人や、スタミナに自信がない、武道的な動きを習得したいという人はぜひ裏ワンツーを習得してみましょう!







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