石川県には型で世界チャンピオンになった選手や国体で優勝した選手がたくさんいます。
そんなレジェンド級の空手の選手たちは、いともアッサリと空手界から姿を消してしまいます。
それは一体なぜなのでしょうか?
強い選手が空手を辞める3つの理由
所属できる道場がないから
石川県出身で空手が強かった選手は、大学の空手部所属が多いです。
大学で県外へ行くので、地元に戻ってきたときには所属する道場がありません。
小さな頃通っていた道場に戻ろうとしても、先生が変わっていたり、道場自体がなくなっていたりして戻ることが出来ません。
ただ単に通いやすいからと行って、道場を決めるわけにも行かないようです。
新人のような顔をして道場に入門しても、指導者とのレベルの差を感じて辞める人もいます。
所属する道場が無いことは空手をやめる1つの理由になります。
石川県の空手界のドロドロとした派閥争いに巻き込まれたくないから
小さい頃から石川県内の空手道場に通っていると、いい話も悪い話もたくさん耳にします。
- A先生とB先生は仲が悪くて、足の引っ張り合いをしている
- Cという団体はD先生派閥を煙たく感じて、排除した
- E先生は昔、お金を横領した
ウソかホントかわからないような話が、当たり前のように聞きます。
そんな話を小さな頃から聞いていると、石川県の空手界に所属したくはなくなります。
新しい目標を見つけたから
空手の選手としての競技寿命は短く、20代で引退する選手がほとんどです。
空手を引退してもまだまだ若い。
仕事に熱中したり、家庭に専念したりとこれからやることがたくさんあります。
もちろん、別の競技に移行する方もいます。
優秀な成績を残したので、空手ではなく次なる目標を見つける方もいます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
石川県にもレジェンド級の空手の選手がたくさんいますが、その多くは表舞台には出てきません。
それは、今回ご紹介したような理由で石川県の空手界を去っているからです。
石川県全体の空手レベルの向上のためには、強い選手が指導することが大切です。
レジェンド級の選手が石川県の空手に失望することなく、継続してくれる施策が必要です。