空手を知る

空手歴20年の空手家が教える空手をやっていて良かったメリットとは?

2017年9月29日

空手が出来るようになると、どんないいことがあるのでしょうか?

  • 礼儀をしっかり身に付けられる?
  • もしものときにも安心な力を手にすることが出来る?
  • 自分に自信がつく?

子供に空手を習わせる前にはこんなことを思っていますが、実際のトコロ本当に身につくのか分かりませんよね。

そこで空手歴20年の私が教える、実際に空手をやっていて良かったことをメリットをご紹介します。

空手をやっていてよかったメリットとは?

精神的に強くなる

空手に限らずその他のスポーツにも共通していえますが、運動系の習い事をすると精神的に強くなります。

この場合の精神的強さとは次の内容です。

  • 今起こっているツライことから逃げない精神力
  • これから起こるツライことに挑戦する精神力
  • ツライことを楽しむ精神力

空手と他のスポーツとの練習で違うことは、「気合」があるかないかです。

空手の気合とは、突きをした時に大きな声でエイッ!ということ。

人間とは不思議なもので、大声を出せばやる気が出てきます。

 

空手の練習で疲れた、痛いが当たり前。

そんな時に大きな声でエイっと気合を一発出せば、自然にそんなネガティブな思考が飛んでいきます。

辛くなった時の対処法を学び、それを毎回していると自然とツライことがツライと思わなくなりました。

それよりも、このツライことを乗り越えたらどんないいことが待っているのだろうか。とまで考えるようになりました。

空手をやっていると確かに精神力を身につけることができました。

強くなって自分に自身がつく

空手は格闘技なので、空手の目標の1つは敵に負けないことです。

強くなるために、相手に攻撃する方法や相手の攻撃を受ける方法を学びます。

組手の練習をしていると、少しづつ自分が強くなっていくことが実感できます。

 

「ケンカに負けることはない!」という確信に変わった時に、急に自分に自信がで始めます。

子供でも大人でも、力に負けて悔しい思いをしたことがあるはずです。

その出来事がもう一度起こった時に、今度は乗り越えられると実感できるようになります。

 

しかも、自分が強くなったという実感は比較的早くにやってきました。

私は空手を習って1年半たった頃に感じることが出来ました。

が、この時の実感は虚像であることがしばしば。

「井の中の蛙大海を知らず」という言葉があるように、上には上がいます。

本当の自信はさらに1年半後でした。

 

しかし、一度自分に自信を持てれば、さらに上に挑戦したい!という気持ちも芽生えることも事実。

空手をやっていると自分に自信を持つことが出来ました。

自分と違う世代に友達ができる

空手を習っている人は、幼稚園児から定年後の大人まで幅広い世代にわたっています。

多くの道場では子供の部と大人の部の2つにしか分けていないので、練習はいろいろな世代の人と一緒にします。

特に子供の場合は、自分と違う学年の子供と接することは少ない。

自分の学年については詳しく知っていても、一つ上の学年や下の学年については何も知らないこともよくあります。

大人でも、自分よりも一回り違った世代と交流することもありませんよね。

 

空手の練習と通して、自分とは1つも2つも違った世代に友達を作ることができました。

集中力がついて、学力が向上する

空手には相手が動く前に気配を察知して対応するという集中力が必要です。

野球やサッカーなどのスポーツの場合は投球動作などの予備動作があるので、タイミングを取ることが出来ます。

一方空手はスポーツとは違って、動きにモーションがないのでタイミングを取ることが出来ません。

いつ攻撃がやってくるかもわからない状態を前に、常に緊張する必要があります。

そんな練習を日々やっていると、集中力が身につくのも当たり前。

 

集中力を身につけると、勉強に応用することはとても簡単でした。

空手で身に付けた集中力で私の学力はグングンと上昇しました。

 

空手と学力の関係について、こちらに詳しく書きましたので、参考にしてください。

http://ishikawakarate.info/126

まとめ

いかがだったでしょうか。

空手歴20年の私が実際に空手をやっていてよかったメリットをご紹介しました。

空手は自分との戦いです。

空手をやっていると自分に負けない精神力や自分への自信を身につけることが出来るだけじゃなく、学力も向上しました。

これから空手を始めようと思っている方は参考にしてくださいね

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