空手の組手ルールをわかりやすく解説

空手の組手ルールをわかりやすく解説

空手組手のルールについて解説します。

空手の組手ルールは会派や団体のよって微妙に違ってきます。日本には大きく分けて全日本空手道連盟と日本空手協会の2つがあります。

ここでは、オリンピックの対象となっている全日本空手道連盟のルールをご紹介します。

関連記事:日本空手協会と全日本空手道連盟の組手の微妙なルールの違いを解説

組手の試合について

伝統空手の組手はポイントで競います

相手への有効打に応じて一本、技あり、有効としてポイントを加算していきます。ポイントは姿勢・態度・気力・残心・タイミング・距離などを総合的に判断し得点します。

  • 姿勢:相手に対してまっすぐ体を向けていること
  • 態度:悪意のない態度でスキがなく集中していること
  • 気力:技の力とスピードが一定水準以上あること
  • 残心:技の後、引手を十分とって、相手の反撃に備えていること
  • タイミング:最も有効的な瞬間で技をかけていること
  • 距離:有効な距離で技をかけていること。肌に触れるか断面から2〜5cmのところへの突き・蹴りがなされていること

勝敗の決め方

  • 8ポイント差が発生した場合
  • 時間終了の際に
  • 相手が失格・棄権した場合

ポイント

ポイントには技に応じて一本、技あり、有効の三段階があります。

  • 一本:3ポイント
    • 上段蹴り
    • 投げた相手、倒れた相手に対する有効打
  • 技あり:2ポイント
    • 中段蹴り
    • 背部への突き
    • それぞれの技が特典可能である手技の組み合わせ
    • 相手を崩し得点した場合
  • 有効:1ポイント
    • 上段突き
    • 中段突き
    • 上段打ち
    • 中段打ち

先取について

先取(センシュ)とは試合終了時スコアが同じだった場合、最初のポイントを獲得したほうが勝者となるルールです。

先取の登場によって、選手たちは積極的な試合運びをする必要が出てきました。

投げ技について

空手の組手で認められる投げ技は限定されています。

  • 相手を掴まないで行う足払い
  • 相手を掴んで(支えて)行う投げ技

相手が踏み込んだ瞬間に、足を刈る小内刈りは認められますが、相手を掴むと認められません。

背負投げなど肩の上から投げる技、巴投げ、捨て身投げ、回転軸が腰より上にある投げ技は全て反則です。

相手を掴んで投げる場合は、相手が安全に着地できるように相手を支えている必要があります。

次の投げ技はカテゴリ1の反則です。

  • 相手を離してしまう投げ技
  • 危険な投げ
  • 回転軸が腰よりも上の投げ技

反則

空手の組手の反則はカテゴリ1とカテゴリ2の2つに分類されています。カテゴリ1は一般的に負傷につながる反則行為です。カテゴリ2はそれ以外の反則行為です。

反則は忠告→警告→反則注意→反則→失格の5段階にわかれています。

  • カテゴリ1
    • 攻撃部位への過度の接触
    • 有効部位以外への攻撃
    • 平手、貫手の攻撃
    • 危険な投げ(回転軸が腰よりも上)
  • カテゴリ2
    • 負傷の誇張
    • 場外
    • 無防備(自ら負傷を受けやすい行動)
    • 不活動(30秒間双方が何もしない)
    • つかみ
    • コントロールされていない技
    • 相手選手に話しかける
    • 審判へ命令に従わない
    • 道徳に反する行為

10セカンドルールについて

10セカンドルールとは、相手選手がノックダウンや投げられて自分で10秒以内に立ち上がれなかった場合、競技続行が不可能とみなされ、当該大会の全ての組手競技に出場できなくなるルールのことです。

試合コート

空手の組手は専用のマットの上で行われます。競技エリアは8m×8mの正方形の中で行います。

空手の組手コート

試合道具

空手の組手試合に必要な道具をご紹介します。

空手に必要な道具はこちらの「【保存版】空手の練習や試合で必要な道具まとめ」でまとめているのでぜひ読んでみてください。

関連記事:空手道着の選び方と買い方

関連記事:空手の組手で必要なメンホーをお得に購入する方法

参考動画

こちらの動画には空手のルールについてわかりやすく紹介しています。

こちらの動画は西村拳選手の得点シーンをまとめています。どのような技がポイントになるか知りたい人は参考にしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

伝統空手は寸止めルールを採用しています。ポイント制なので空手をやったことがない人にとっては難しいと思います。

試合を見ていても、今の技がポイントになって、さっきの技がポイントにならないか疑問に思う場合もあります。

たくさんの試合を見ていると、有効打と反則の違いがはっきりと分かるようになります。

オリンピックまで時間があるので、空手のルールを覚えて空手を楽しみましょう

関連記事:日本空手協会と全日本空手道連盟の組手の微妙なルールの違いを解説







空手の組手ルールをわかりやすく解説

シェアをお願いします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください