「新規入会生徒募集!」
と、空手道場の前に告知してもなかなか生徒は集まらないですよね。
もしかしてあなたは間違った生徒募集方法をしているから生徒が集まらないのかもしれません。
正しい方法で新規生徒を募集すれば、新しく空手を始める生徒が自然と集まるようになってきます。
空手道場の生徒を集めるための効果的な方法にはどんなものがあるのか?どうすれば生徒がたくさん入会するのか?
今回は空手道場の正しい募集方法と間違った募集方法をご紹介します。
生徒不足に悩むあなたの道場も町で人気の道場に生まれ変わるかもしれません!
定番の勧誘方法
生徒募集の定番の方法をご紹介します。あなたの空手道場もここで紹介するどれかの方法をやっていますよね。
ビラ・チラシ配り
空手道場のビラやチラシを作って配布する方法。
生徒募集といえばまずはじめに思いつく手段ではないでしょうか。
作ったチラシは小学校の校門前で配ったり、公民館などの地域新聞に掲載するという方法で案内します。
こちら側から出向いて生徒を募集しに行くので、攻めの募集方法と言えます。
張り紙
ビラやチラシを掲示して、興味を持った人からの連絡を待つという集客方法。
張り紙の掲載場所は、公民館、塾、小学校、スポーツセンターなどいろんな場所が考えられます。
中でもおすすめはスーパーです。買い物を終えた後の袋詰めをする場所です。ここはお母さんと子供が必ずセットになっているだけでなく、足を止めているので目に触れられる可能性が高いのです。
張り紙での募集方法はビラ配りと違って相手からの反応待ちなので守りの募集方法です。
ウェブサイトを作る
あなたが何かを探そうと思ったらまずはじめにする行動は検索ではないでしょうか?
空手道場を探している人も同じで子供に空手道場を始めようと思ったらまず検索を行います。「地域名+空手道場」といくキーワードでググるはず。
検索結果に表示されるように空手道場のウェブサイトを作る生徒募集方法もあります。
ウェブサイトを作るためにはパソコンやネットの専門知識が必要かと思うかもしれませんが、今では簡単にサイトを作ることができます。まずはブログからスタートしてみるのもいいでしょう。アメブロだと無料で作ることができます。
SNS
SNSとはソーシャルネットワークサービスのこと。利用者同士が簡単につながることができるサービスです。
フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどがありますね。
僕の世代で言えば、SNSといえばmixiでした。もうmixiを使っている人は皆無でしょうね。
SNSの利点は気軽に更新ができることと、利用者とつながりやすいということ。一方でこまめな更新が必要になってきます。
入会希望者が取る行動
空手に興味があって習いたいと思っている人はどんな経路や行動をとって道場に入会するのでしょうか。入会希望者が取る行動を理解して募集方法を考えてみましょう。
1:空手に関心を持つ
テレビや友達から空手の存在を知って、空手に興味・関心を持つことからスタートします。
東京オリンピックで空手が競技種目として採用されてので、テレビで空手を見ることも増えました。これから多くの人が空手に関心を持ち始めることでしょう。
2:情報を集める
- 空手とは?
- 空手の種類
- 空手のメリット・デメリット
- 近所の空手道場
空手に興味を持ったら、次は空手に関係する情報を集めます。ネットを使ったり、人に聞いたりと情報収集の方法は人それぞれです。
3:通いたい道場に連絡して、道場見学をする
空手の情報が集まったら、通いたい道場に連絡します。連絡方法は電話やメールのどちらかだと思います。
道場に連絡すると、練習の様子や道場の雰囲気を確認する道場見学に誘われます。
4:入会するか悩む
- 先生はしっかりと教えてくれそうか。
- 厳しすぎず優しすぎないか。
- 家から通えそうか
道場見学で実際に空手を習っているイメージを膨らませられたら、実際に入会するか考えます。
5:入会する
たくさんの不安や疑問が出てきますが、納得できれば入会に繋がります。
最強の募集方法は保護者の口コミ
空手道場で生徒募集の最強ツールは保護者の口コミです。口コミが発生しやすい状態を作ることができれば自然と生徒が増えてきます。
口コミのメリット
口コミはビラやホームページと違って、実際に通っている生徒の体験談を聞くことができるので情報の信憑性がぐっと高まります。
道場側が発信するビラなどだと道場が少しでも魅力的に見えるように情報を盛って書いてしまう場合があります。
チラシを見た人がチラシの情報を100%信頼できないのはこのためです。
知りたいのは利用者の生の声なんです!
口コミを発信する側は、道場を宣伝するつもりで話さないので、いいことも悪いことも包み隠さず伝わってきます。
口コミはどうしたら発生するのか
口コミはただ待っているだけでは起こりません。口コミを起こすためには、保護者が道場のことを話しやすいようにすること。
具体的には、保護者たちと道場との距離を近くします。道場の運営に関わってもらったり、大会のお手伝いをしてもらったり。もっと簡単なところでは、道場の先生たちが積極的に保護者と会話をするなんて方法もあります。
空手道場と保護者の距離を近くできれば、道場を身近に感じることができ、自然と口コミが発生します。
口コミが発生するまでは時間がかかります。すぐには期待ができませんが、一度発生すれば好循環が生まれます。
決して先生や空手道場側が、「みなさんのお友達を紹介してください!」とか「周りの人にうちの道場を紹介してください!」なんて伝えないでくださいね。押し売りは嫌われるのです。
口コミはなぜ最強ツールなのか
子供を空手道場に通わせたいと思った場合、お父さんお母さんはまず身近な誰かに相談してみますよね。近所の人や友達などに「近くに空手道場ないかな?」とか「おすすめの道場は?」とか。
このときに「〇〇さんの息子さんが空手道場に通っているよ」と聞けば、その人にどんな道場なのか詳しく聞きますよね。
口コミは実際に道場に通っている人の生の情報を聞くことができます。通ってみて楽しのか?月謝はいくら払っているのか?先生はいい人なのか?厳しすぎないか?
空手を新しく始める人はとにかく不安だらけだし、色んな情報をききたいのです。勧誘じみた勧誘の広告も効果がありますが、実際の利用者の体験談は信憑性もあるのです。
知っている人がいれば見学も気軽に参加できる
いざ空手道場に入会しようと思った場合、道場の見学をします。周りに知り合いが誰もいない状態で空手道場へ見学に行くのは緊張します。
口コミで空手道場を紹介してもらっていれば、その人と一緒に道場見学することでこのハードルもなくなります。
まとめ
空手道場で新規の生徒を集めるため一番効果がある方法は口コミだと説明してきました。
クチコミ情報は道場に通っている人のナマの感想を聞くことができるので、いいことも悪いことも全て聞けます。
空手道場に通い始めようと思っている人は不安だらけ。クチコミ情報の提供者と一緒に道場見学をしたり、入会後も友だちがいる状態からスタートできます。
空手道場の運営者で新規生徒集めに困っている方は是非参考にしてみてくださいね。