[box class="red_box" title="悩み事"]
- 突きのキメが弱い
- 突きに威力がない
- 突きのスピードが遅い
[/box]
このように空手の突きについて悩みを持っていませんか?
僕が今から紹介する練習方法を試すことで、空手の突きが格段にレベルアップさせることができます。
僕は20年の空手経験を生かして、現在は空手道場で子どもたちに指導をしています。
空手を指導していても子どもたちの突きのキメやスピードがレベルアップしないと悩んでいました。
どうやったら突きが上達するだろうと考えて、この練習方法を試したところ格段に突きが鋭くなることに成功しました。
この記事では、空手の突きのキメや威力、スピードを上達させる練習方法をご紹介します。
記事を読んで理解すればすぐにでも練習に取り入れることができ、あなたの突きを上達させることができます。
空手の突きをレベルアップさせる練習方法
それでは早速、僕の道場で取り入れて突きのレベルアップに成功した練習方法をご紹介します。
子供でもできる簡単な方法なのでぜひ試してみてください。
対面形式で中段逆突きを突く・突く・突く
練習は相手に向かって中段逆突きを突くだけ!
たったこれだけの練習方法を続けるだけで、突きがレベルアップするのです。
具体的な練習方法
二人一組でペアを作る
練習は二人一組で行います。
ひとりは突く側で、もうひとりは的になる側です。
左右10本終わったら、攻守交代します。
身長や性別は関係なく、誰とペアになってもOKです。
前屈立ちで構える
まず、突く方は前屈立ちで腰を落として構えます。
腰を低くすることで、突きに体重を乗せることができるようになります。
足が一本の線上に並ばないように、足幅は肩幅ほどひろげましょう。
相手の中段を目標にして、左手を伸ばし的にする
右手で突く場合、左手を伸ばして目標を定めます。
目標は相手の中段です。左手をしっかりと伸ばして、指先で相手の道着に触れるくらい伸ばします。
このときしっかりと手を伸ばして、大胸筋が伸びていることが大切です。
また、的となる左手は右手で突くギリギリまで動かさずに固定しておきます。
後ろ足にためを作る
突く前は、後ろ足にためを作ります。
やや半身になって、後ろ足の膝を少し曲げることでためを作ることができます。
このタメが突きの威力を生み出す源になります。
腰を鋭く切って、重心を前に出す
いよいよ突きを出します。
後ろ足に溜まっているタメを相手にぶつけるようなイメージです。
腰を鋭く切って突けば、後ろ足のためを前に出すことができます。
このとき、体の重心が後ろから前に移動していることを意識しながら突いてください。
全力で突いて、1センチ前で寸止め
突くときは全力です。一切の躊躇なく突いてください!
そして、相手に触れるか触れないかの直前で寸止めします。
目標は1センチ手前。上級者であればスキンタッチで止めます。つまり0センチ止め。
スピードの威力のある突きをピタッ!と止めるためには、かなりの力が必要です。
この突きを止める力こそが突きのキメにつながってくるのです。
1センチ前の寸止めは受ける側にとってはかなり怖いです。
同じように突く側も怖いです。
しかしこの当たるか当たらないかの緊張感が練習にメリハリを生み出す秘訣です。
この緊張が集中力に繋がります。
参考動画
これまで説明してきましたが、参考になる動画を紹介します。
この動画のように突きを出す練習をしましょう。
この動画はRick Hotton氏による空手解説動画です。
突きだけでなく、蹴りも受けもかなりのキメがあります。
この突きを目標として練習してください。
まとめ
空手の突きをレベルアップするための練習方法を紹介してきました。
まとめると、練習は二人一組で行う逆突きです。
相手をつけることで緊張感が生まれて練習に集中することができます。
突きをレベルアップさせたい方は是非試してみてください。