空手の練習で辛いことといえば、冬の寒さと夏の暑さと感じる人もいるのではないでしょうか?
練習場所が冷暖房完備の体育館で行っているという方以外は、真夏と真冬は練習する行為自体が嫌になりますよね。
今回は、空手の暑さ対策についてご紹介します。
空手の練習の暑さってどんな感じ?
空手の暑さとは一体どれくらいなのでしょうか?
空手を練習している人は実感できると思いますが、練習を見ているお父さんお母さんや、これから空手を始めようと思っている人はわかりませんよね?まずは空手の夏の暑さについてご説明します。
空手道着の内側は汗だく状態
空手道着は残念ながら汗を全く吸収しません。
最近では、汗を吸うタイプの道着も発売されていますが、ほとんどの道着は吸いません。
そのため体から出てきた汗は、肌を伝って下に落ちるのみ。
腕を下げていると、手のひらからポタポタと汗が滴り落ちるのが感じられます。
下半身の汗は足を伝って床に落ちます。はっきりと足跡が道場の床に残るくらいです。
関連記事:空手道着の選び方と買い方
道着は黄色く、臭くなる
汗を吸った空手道着はなぜか少しづつ黄ばみが出てきます。練習後は毎回洗濯すると思いますが、少しづつ黄ばんできます。
黄ばみが激しい部分は、脇と腰と首周りの順です。
黄ばんだ部分の臭いはとにかくクサイの一言。ファブリーズは全く効きません。
体育館が臭くなる
お父さん・お母さんが子供の送り迎えで体育館に入ると、体育館全体が汗臭さに包まれているのがわかります。
練習で流した汗が体育館の暑さで蒸発したのかわかりませんが、なんとも嫌な臭いがします。
野球部やサッカー部の部室の臭いのような。。。青春時代を思い出すかもしれませんね(笑)
空手の暑さ対策
臭いや暑さに苦しめられる空手家の夏場の稽古ですが、どのように対処すればいいのか対策をご紹介します。
空手道着(上着)を着ずにTシャツで練習する
最も効果的な対策として、空手道着を着ないことです。上着を脱いでTシャツで練習することをおすすめします。
「Tシャツ+空手道着のズボン」という組み合わせ。かなり涼しいです。
僕の場合は、6月から10月くらいまでTシャツで練習しています。
Tシャツを着て型をすると、道着を着たときに出る「バシッ」という音が聞こえません。迫力が掛けるというのが難点です。
こちらは空手を習っている人がよく着ている「OSSTシャツ」色んな種類があって人気です。こちらの空手専用の通販サイトで空手用のTシャツを購入することができます。
空手グッズの通販サイト CHAMP ONLINE-ビデオ、本、Tシャツなど豊富な品揃え
タオル
練習でかいた汗を拭くためにタオルは必需品です。
運動をしているときは大丈夫ですが、休憩中に汗を拭かずにかいたままにしておくと急激に体が冷えます。汗が蒸発するときに気化熱として体の体温が奪われるからです。
タオルで汗を拭くメリットはそれだけでなく、体育館の床に汗を垂らさないということもあります。
床に水滴として汗を垂らしてしまうと、その汗の上に踏み込んだ場合滑って怪我をする可能性があります。
積極的に汗を拭きましょう
お茶や水などの飲み物
夏場の練習にお茶や水、スポーツドリンクなどの飲み物は必需品です。熱中症を防ぐためにもこまめな水分補給は大切です。
うちわ
空手の休憩中に使います。
体育館は想像以上に風が通りません。少しでも涼しさを感じるためにうちわがあると便利です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
真夏の体育館での空手の稽古は想像を絶する暑さです。
しかし、暑い季節に練習を重ねることで、肉体的にも精神的にも強くなることができます。暑い夏を乗り越えるためにも、参考にしてくださいね。
[link-library categorylistoverride="62"]