空手の拳の握り方を解説します。
空手を習っている人も知っているようで実はよく知らない。
正しい拳の握り方は、空手上達の第一歩です。
拳の握り方
[box class="glay_box" title="空手の拳の握り方"]
- 指を揃えて掌を伸ばす
- 指の根元に置くように小指から順番に曲げる
- 指の根元を人差し指から順番に折りたたむ
- 親指を人差し指の横に添える
- 親指と小指で拳全体を締め付ける
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指を揃えて掌を伸ばす
指を揃えて伸ばしてください。
指の根元に置くように小指から順番に曲げる
このように指の根元に爪が当たるように握ります。
横から見た写真
少し指が窮屈に感じます。
指の根元を人差し指から順番に折りたたむ
人差し指から順番に曲げていきます。
「小指から握る」と教えられた人もいると思いますが、小指から握り込むと最後の人差し指が少し浮いて上手く握ることができません。
指を全て折りたたむとこのような形になります。
この状態ではまだ親指は伸ばしたままです。
親指を人差し指の横に添える
親指は人差し指だけに掛けてください。
「人差し指と中指の二本に掛けてください」と言われる場合もありますが、二本に掛けると親指に力が入らなかったり、突いた時に親指がグキッとなってけがをする場合もあります。
親指と小指で拳全体を締め付ける
最後に拳全体を固めるために、小指と親指で締め付けてください。
上級者は一瞬で握る
拳の握り方を説明すると5つの動作になりますが、上級者は手を開いた状態から一瞬で握ります。
意識するポイントは、最後の「親指と小指で拳全体を締め付ける」というところ。
この締め付けは技の極めにもつながります。
この締め付けを一瞬でできるようなると、「パシッ!」という乾いた音が拳から鳴ります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
知っているようで知らない本当の拳の握り方をご紹介しました。
空手の教本ではほとんど触れられない拳の握り方ですが、実は細かなステップに分かれていることが理解できたと思います。
練習をしていれば、無意識に正しい握り方が出来るようになるはずです。
開いた状態から「パシッ!」と音が出るようになったら、空手のレベルがワンランクアップしたと感じられるはずです。
みなさんもぜひ挑戦してください
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