西村拳は2020年の東京オリンピックの空手競技で、メダルを期待される日本の空手の選手です。
今回は西村拳選手について詳しくご紹介します。
プロフィール
- 名前:西村 拳(にしむら けん)@KaratekingKen
- 生年月日:1995年12月31日
- 出身地:福岡県
- 経歴:宮崎第一高校→近畿大学
- 身長:180センチ
- 体重:73キロ
- 流派:和道流
- 構え:左構え(オーソドックス構え)
西村拳選手の空手との出会いは3歳です。
元空手の世界チャンピオンである西村誠司さんの影響で空手を始めました。
高校は空手の名門である宮崎第一高校に進学。高校生の時にインターハイの団体組手と個人組手で優勝しています。
大学は近畿大学に入学して、空手部に所属しています。全日本選手権で個人と団体の組手で優勝しています。
また、アジア選手権にも出場し、組手の団体で優勝しています。
「Twitterをやっているフォローすべき空手の選手達」でも紹介していますが西村拳選手はツイッターにも登録していて、頻繁にツイートをしています。
主な成績
西村拳選手の主な成績について紹介します。
国内成績
- 2015年:全日本学生優勝
- 2013年: 国体 優勝(2連覇)
- 2012年: 国体 優勝
- 2012年:インターハイ優勝(個人・団体)
海外成績
- 2016年:EAKF東アジア選手権 金メダル
- 2015年:WKF世界アンダー21 銀メダル
- 2015年:AKFアジア選手権(団体) 金メダル
- 2014年:AKFアジアアンダー21 金メダル
- 2012年:AKFアジアジュニア 金メダル
- 2010年:AKFアジアカデット 銀メダル
西村拳の組手の特徴
西村拳選手の組手スタイル特徴について解説します。
西村拳選手は突きでも蹴りでもポイントを取ることが出来るオールラウンダーです。
組手のスタイルも攻めでも待ちでもどちらも行うことができます。
日本で一番注目されている荒賀龍太郎選手は突き技重視の待ちスタイルです。
一方で2017年に全日本空手選手権で優勝した渡辺大輔選手は突き技重視の攻めスタイルです。
西村拳選手はそんな二人とは違って、刻み突きも逆突きも上段回し蹴りなどの全ての技をバランス良く使っています。
西村拳選手の注目すべきところは、突きのスピードとコンビネーションです。
相手が先に突きを出しても、西村拳選手の突きのほうが早いので、早く当てることができます。
西村拳の組手の特徴は、攻撃が単発で終わらないことです。
常に、二本目や三本目を出しています。
コンビネーションで技を出すことで、相手に対してプレッシャーを与えています。
そのため、西村拳選手の組手の試合はとても手数が多い組手になっています。
たくさんの技を出しているので、見ごたえのある組手をするため西村拳選手の組手スタイルに憧れを持つ人もたくさんいます。
補足 特徴的な道着を着ている
西村拳選手の組手を見ていて、特徴的なことがもう一つあります。
こちらの画像を見て下さい。
左側は渡辺大輔選手で右側が西村拳選手。
道着の違いがわかるでしょうか?
それは、西村拳選手の道着が細身であることです。
空手道着の選び方と買い方でも紹介していますが、空手道着は薄手で軽く作られている組手用と分厚く作られている型用があります。
さらに組手用の道着には、オーダーメイドで細さや長さを決めることができます。
西村拳選手は、細身の道着をオーダーメイドで作っていると思います。
細身の道着を着用する選手の特徴は、試合中によく動くことです。
意外と知られていないのですが、空手道着は緩めに作られていると肌にまとわりつきます。
それによって、体の動きが制限されて動きが遅くなってしまいます。
西村拳選手のようにスピードがある選手は細身の道着を着る傾向があります。
西村拳選手の組手の動画
2016年の西村拳選手の得点集です。
全ての技をバランス良く使っていることがわかります。
https://youtu.be/lCR606f3Xwo
世界最強の空手家「ラファエル・アガイエフ」とも試合をしています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
東京オリンピック2020で金メダルが期待される選手の一人である西村拳選手についてご紹介しました。
西村拳選手は技のバリエーションに富んだ組手をする選手なので、見ている方も空手のカッコよさを知ることが出来ます。
これからの活躍を期待できますね。
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