型と組手の練習はどっちが大切?空手上達に必要な能力とは?

空手には型と組手の2種類の競技があります。
型は、仮想の敵に対しての攻防を行う演舞のようなもの。
組手は、相手と戦って勝敗をつけるもの。

どちらも同じ空手ですが、型と組手の動きが全く違うのです!

このため、型の練習をどれだけやっても組手は上達しない!と考えてしまうのです。

なぜ、型と組手の動きが違うのか?本当に組手だけを練習していれば強くなることができるのか?
今回はこの疑問に対して説明していきます。

結論を言えば、組手の練習だけでは空手の上達はできません。
同じように、型の練習だけでも空手の上達はできません。

空手の上達を求めるなら、型と組手の両方の本質を見極めて稽古する必要があるのです!

空手の上達とは何なのか?

そもそも空手が強い、空手が上手とはどういうことなのでしょうか?
瓦をたくさん割ることができれは強いのか?
たくさんの型を覚え、上達すればいいのか?

オレ的解釈は、空手がうまいというのは、最小の動きで最大の力を出すことができることと考える。

最小の動きとは予備動作がなく、無駄のない動き。
最大の力とは攻撃にしろ、受けにしろ、自分のパワーを相手に伝えることです。

こういったことをできるようにするために、立ち方、動き方、腰の使い方、力の入れ方などを身に着けます。
空手がうまい人というのは、これができる人のことを言います。

組手の練習だけで身につく能力は?

組手の練習で身につく能力は、力を入れるタイミングです。
空手では極めと呼ばれる力の入れ方を学びます。
極めとは、攻撃が相手にあたる一瞬のみに力を入れる方法です。
この極めによって空手の技が爆発的な威力を生み出します。

組手の練習では、この極めのタイミングを身につけることができます。

組手の練習だけでは空手が上達しない理由

組手の練習だけでは空手の上達はできないといいました。
その理由は、組手の練習だけだとスポーツ的な動きになり、筋肉や反射神経に依存した空手になるからです。

スポーツ的な動きとは、筋肉に頼った動き方です。
素早く動くためには、早く筋肉を収縮し、力を出すためには大きな筋肉を身につけることです。
これは反射するスピードとウエイトトレーニングで身につきます。

トレーニングによってある程度までは上達できますが、自分よりも筋肉量が多い相手には負けてしまいます。
また、人間は歳を取ると反射神経も鈍くなり、筋肉も落ちます。
歳を取るにつれて、空手にレベルも落ちてくるという、悲しい現実が待っています。

自分よりも体も大きく、パワーもあって、若い相手に対しては勝つことができなくなります。

そうならないためには、スポーツ的な動きの空手ではなく、武道的な体の使い方を身につける必要があります。
武道的な空手の動きを身につけるために型を学ぶ必要があるのです!

型の練習だけで身につく能力は?

型の練習で身につく能力は武道的な体の動きです。

オレ的解釈としては、武道的な動きとは日常生活ではしない体の使い方です。
例えば、歩くときは右手が前に出れば左足が前に出ます。
武道的な動きは、右手が前に出れば右足が前に出ます。
これはナンバ歩きとも呼ばれます。

その他にも、蹴りのときに足をあげるためには、腰を落として沈み込むという動きもあります。

こういった武道的な動きを型の練習から身につけることができるのです。

型の練習だけでは空手が上達しない理由

型の練習だけ行っていても空手の上達は見込めません。

なぜなら型は空手の武道的な動きを身につけることができますが、極めを身につけることはできないからです。

型は仮想敵に対しての攻防なので、実際に攻撃を相手に当てる感覚や攻撃を受ける感覚はわかりません。
この感覚がなければ、型において力の入れるタイミング(極め)がわかりません。

型の練習だけ行っていても、空手が上達しないのはこれが理由です。

型と組手の動きが違う理由

空手の練習で型の動きと組手の動きはかなり違っています。
型のような動きで組手はできないし、組手の動きで型もできません。

なぜ、型と組手の動きが違うのか?
それは、型の稽古の目的と組手の稽古の目的が違うからです。

型の練習で武道的な動きを身に着け、組手の練習で極めを身につける。

この2つは空手の上達に必要不可欠な要素です。
そして、これらを効率的に身につける方法がそれぞれ型の稽古と組手の稽古になります。

まとめ

これまでの話をまとめます。

空手の上達するためには組手と型のどちらを練習すればいいのか?という質問に対して、答えはどちらの練習も必要ということでした。

組手の練習では空手特有の極めを身につけることができます。
型の練習では、武道的な体の使い方を身につけることができます。

空手が上手い人というのは、最小の動きで最大の力を出せることです。
そのためには組手で極めを身に着け、型で武道的な動きを身につける事が必要になります。

組手と型の両方をしっかり稽古することが空手上達の秘訣です。







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