空手の巻藁の作り方

空手の道具

空手の巻藁の作り方

2018年6月5日

巻藁作りに必要な道具

[box class="glay_box" title="巻藁に必要な道具"]

  • :300円(2束)
  • 荒縄:500円(10m以上)
  • :500円(2×4材:38mm×89mm)
  • 石:500円(18kg)

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[box class="glay_box" title="巻藁作りにあると便利な道具"]

  • カマ:藁を切るために使います
  • スコップ:穴を掘るために使います
  • のこぎり:板を切るために使います。

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巻藁を作る下準備

穴を掘る

巻藁を立てる場所に穴を掘りましょう。

深さは50センチ、横幅30センチくらいの穴が理想です。穴の深さが浅いと、支柱がしっかりと固定されないので、突いたときに支柱がぐらつく可能性があります。



巻藁を作る

突く部分を作る

ホームセンターで購入してきた藁は巻藁には長いので、半分にカットします。カマを使うと簡単にキレイに切ることができます。

藁の束

こちらがカットした藁の束です。藁は40センチ位の長さにカットしました。

次は、まとめた藁の束を荒縄で縛っていきます。このとき、藁の束がバラバラにならないように、下の画像のように先に束の端の方を縛っておくと作業がやりやすいです。

わらの束をまとめる

この状態から荒縄をキツく巻いていきます。縄と縄の間に隙間ができないように丁寧に巻きます。

一周巻いた藁の束

上の写真は荒縄を一周巻いた状態です。一周だけ巻いた状態だと、突いていると荒縄の間から藁がはみ出し来る可能性があります。

よりしっかり藁を締め付けるために荒縄は二重に巻きましょう。

二周巻いた藁の束

上の画像は荒縄を二重に巻いた状態です。荒縄がしっかりと食い込んでいることがわかります。

荒縄の終端は結び目ができないようにし巻いてある縄に巻きつけるようにして固定してください。荒縄の結び目があると、突いているときに出っ張りになってしまい邪魔になります。

巻藁の突く部分完成

最後に荒縄からはみ出た藁をカットしていきます。カマを使うとキレイに切ることができます。上の画像が最終的に出来上がった巻藁です。

この状態では円柱状で丸みがあるので、上から十分に踏みつけて付く部分を平らにしましょう。



支柱を作る

ホームセンターで買ってきた板材にを180センチ程度に切ります。

突いたときに支柱がグラつかないように、地面に埋める部分に衝撃吸収用に押さえを取り付けます。この押さえを付ける部分がかなり難しいです。しっかりと押さえをつけないと、ついたときにグラついて支柱が倒れてしまいます。

固定用板を取り付ける

支柱に巻藁を取り付ける

平らにした巻藁の支柱の板に荒縄で縛り付けます。

突いている途中でずり落ちないように、荒縄で巻藁の上下の2箇所でしっかりと固定してください。

支柱を地面に立てる

いよいよ巻藁づくりの最終ステップです。

予め掘っておいた穴に、巻藁を縛り付けた支柱を立てます。

僕はこの支柱を立てる作業が最も苦労しました。

支柱を穴に差し込んだ状態で、砂利で埋めていきます。穴を十分深く掘った場合は砂利を使わなくても大丈夫ですが、砂利を使ったほうが板がしっかりと固定されます。

砂利を敷き詰めたら、上から土をかぶせて完全に埋めましょう。土は上からしっかりと踏み固めてください。



巻藁完成

巻藁完成

こちらが完成した巻藁です。実際についてみて感触を確かめましょう。

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